代表のごあいさつー Message from Avalon ー
心に響く歌とヒット曲の関係
ソニーレコードと契約していた頃、アルバムを制作するため、ロサンジェルスのスタジオでレコーディングしていた時の事です。
マイケルジャクソンのレコーディングやワールドツアーに、キーボーディストとして参加していた「Brad Baxer」がレコーディングに参加してくれました。
夕食時に「マイケルジャクソンってどんな人?」と、彼にとっては何度も聞かれているであろう質問をしてみました。
彼は快くいろいろ話してくれました。
その中で忘れられない話しがあり、その事がその後の私の音楽活動に大きな影響を与えました。
マイケルはいつも「もっとシンプルに!」と口癖のように言っていたという事です。
ミュージシャンはどうしても、ちょっと難しい演奏やコード進行、ボイシングを使いたくなるものです。
私も一時期、Jazzっぽい難解な曲をひたすら作っていた時期がありました。
そんな時に、TVドラマの挿入歌を依頼され、難解なコード進行を使って作曲してみましたが、なかなかいい曲が提出できず、せっかくのタイアップを諦めかけていました。
そんな時に「もっとシンプルに!」という言葉を思い出し、シンプルなコード進行と、それに合わせて鼻歌で口ずさんだメロディーだけを録音して提出したところ、すぐに採用の知らせを受け、結局その楽曲はオリコンの4位までいきました。
その後もこの「鼻歌で口ずさんで心の奥から出て来たメロディー」をもとに、シンプルに曲作りをするスタイルで、何曲かのヒット曲が書けて、今でもカラオケで歌われるようになりました。
マイケルの言葉から、私が感動を覚えたように、人は感動するとその事を誰かに伝えたくなりますし、共有もしたくなります。
私も自分が音楽から受けた「力」や「感動」をもっとダイレクトに伝えたいと思うようになり、2004年にこのアバロン・ミュージック・スクールを立ち上げました。
多くの生徒さんと接して、ちょっとしたアドバイスで、グンと上達するのを身近で見て逆にたくさん感動をもらいました。
改めて音楽ってすごい!と実感しています。
アバロン・ミュージック・スクール代表 後藤 友輔
プロフィール
アバロン・ミュージック・スクール 代表 後藤 友輔
男性3人組ユニット「To Be Continued」を結成し、ソニー・レコードよりメジャーデビュー(売上200万枚)。
作詞/作曲/プロデュースを担当。

経歴
- TBSのドラマ「もしも願いが叶うなら」の挿入歌「君だけを見ていた」(55万枚)を始めとして、シングル18枚、アルバム8枚をリリース。
- ソニーミュージックレコード、EMIミュージックジャパンよりCD発売中。
- NTTのCMソング「素直になれなくて」や、テレビ朝日のドラマ「CHANGE」のテーマソング「TRUTH」等数多くの作詞作曲・プロデュースを手がける。
- 俳優としてもTBSドラマ「愛していると言ってくれ」に特別出演。
- 声優としてSONY「walkman」のラジオCMのナレーションを担当。
- TBSのラジオ番組「ザ・オーディション」に審査委員長として2年間出演。オーディション参加のバンドをメジャーデビューさせる。
- 海外レコーディングにおいて、The Rolling Stonesのエンジニア「Spencer May」や、Londonのクラブシーンの雄「Apollo440」等との共同プロデュースにより培ったノウハウを基に、2003年、アバロン・ミュージック・スクールを設立。
- 自身の音楽活動を通じて親交を深めた、現役のプロや音楽専門学校の講師の中から、こだわりぬいた講師陣を結集し「新発想」の音楽レッスンを開始。
- 2011年、長年培ったボイストレーニング法をまとめたアバロン公式「魔法のボイストレーニング」を日東書院より全国発売。発売と同時に「AMAZON」音楽書部門で「第1位」を獲得。
- 「魔法のボイストレーニング」を読んだ読者からの強い要望により、「話し方・話すための」ボイストレーニング法を開発。滑舌を改善して印象度をアップしたり、就職活動に役立つ、より実践的な発声法と呼吸法で人気となっている。
- 「声優・俳優・アニソン歌手」のための「マンツーマン・ボイストレーニング法」を日本で初めて考案し、プロの俳優・声優はもとより、全国から多くの声優・俳優・アニソン歌手志望の生徒が集まっている。2014年4月より、声優・俳優のボイストレーニングに特化した「アバロン声優スクール」を設立する。
- 2019年、ボイストレーニング法をまとめたアバロン公式本の第二弾「究極のボイトレ」を主婦の友社より全国発売。発売と同時に「AMAZON」音楽書部門で「第1位」を獲得。